サルサインストラクタの問題点 : レッスン選び

サルサは協会がないため、インストラクタ資格の認定というものがない。ようするに誰もがレッスンを開けばインストラクタになれる。

サルサ協会を作るは可能かも知れないけど、インストラクタ資格の制度まではありえない。サルサはラテンダンスとは違って決まったルールが存在しないし、今でも踊り方は進化しつつある。それがサルサダンスの魅力であり、世界的に人口が増える理由でもある。でも、決まったルールはないけど、求めるルールは存在する。求めるルールは、相手に安心感を与えて楽しく踊ることだけだと言ってもいいだろう。勿論それは人それぞれ異なるし、自分が楽しく踊れない人とは踊らなければいいだけの話となる。

問題は多くの人が求めるルールは存在しても、そのルールは広がない。人は自分に利益になる行動を取るし、存する行動はしない。求めるルールは理解することが難しいし、理解していても教えるは更に難しい。それにサルサを習う人がすぐ踊れることを求めている。その現実を利用したインストラクタが増えている。

1.バイトとしてはいい稼ぎ

サルサクラブでレッスンを受けると大体2000円。1000円が入場料で、1000円はレッスン代。20名だと2万円儲かる。1時間で2万円はバイトとしては結構いい稼ぎ。ネタは適当に作ればいいし、YOUTUBEで得られることも可能。レッスン内容は適当に踊りの順番を説明するだけでいい。一つ一つの動きの意味は説明しないし、求めることもない。でも皆がその場を楽しめている。

→ インストラクタはいい稼ぎだし、レッスンを受けた人が皆が楽い。それでいいのではないか。その場で限っては確かにそうかもしれない。でも、そこでならった人が他のイベントでサルサを真面目に習った人と踊った時に初めてジレンマに落ちる。悩むが結局は妥協するし、習い直そうとおもう人は中々いない。 楽しくサルサに入門すること悪くない。ただある時点で切り替えが必要ではないか。インストラクタはそのことを初心者の人に周知するべきではないか。

2.ナンパがしやすくなる

初心者にインストラクタは憧れの存在だ。インストラクタになり、特別に見られるのは本当に気持ちいい。バイトとしては稼ぎもいいが男性の場合にもっとおいしいところはナンパかもしれない。

→ 初心者は成るべく早く、サルサの実力を見極める能力を高めた方が自分のためになる。サルサダンスは進化しているのに、何年経っても踊り方が変わらないインストラクタのところはいかない方がいい。

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