シャインの天才、Juan Matos。
彼が注目されて10年にたった今も、彼ほど格好いいシャイン踊れる人はまだいない。余裕ある動きに、速いし正確、シャインに関しては世界1。本当に踊りが好きでどこでもいつも踊っているそうだ。エレベーターを待つ間にもシャインを踊ったりする。
1.体が一つの楽器になっている。
サルサは、音楽のジャンル的にジャズに近い。踊りもその性格を持ち、ステップのテンポが細かく難しい。でも、それをきちんと守れば、他人と合わせることもできるし、それが完成すると本当にサルサらしい踊りに出来上がる。
Juan Matos と Frankie Martinez が一緒に踊った動画(動画1)を観ると何か合わないなあって感じがする。達人になると自分の世界を作るから合わないこともあるだろうと思うかもしれない。ここで、他のシャイン(動画2)を観てみよう。踊りが細かくても、ぴったり合わせた踊りになっている。
彼は、派手な動きながら、半拍子とりがすごく上手い。体全体が楽器になっているようだ。リズムが分かれば分かるほど、彼の音楽ののりの凄さが分かる。
2.音楽に合わせたリード。
彼は踊る時に結構回りを意識する。カメラが回されるともっともっと盛り上がってしまう。相手のことを忘れているのかって感じまでする。でも、音楽に合わせた踊りには感動してしまう。(動画3) 最近は、オリジナルのパターンが少ないことがちょっと気になったりする。
3.いつも新しいことに挑む姿勢
いつも新しいスタイルのパフォーマンスの挑戦を続けているのが、もう一つの彼の魅力。自分だけのスタイルを持ち続きながら、次々と異なるスタイルの舞台の演出には感心してしまう。ペアーだけではなく、男性同士のシャインなどは本当にサルサ界では貴重な作品。 ただ、サルサは音楽が難しいため、ただスタイルだけがよければいい女性には無理。そのためなのか、いいダンサー同士が組めるのはなかなか難しい。もっともっと進化した彼に期待している。