東京の男性は、韓国人の女性は皆うまくて、気に入ってるみたい。
でも、韓国に行ってクラブで女性と踊った時の評判はよくない。
結構さめた目で見られたりする。
主に東京でサルサを踊っていた韓国人も、同じ経験をする。
特に、TURNクラブで相当厳しい経験をした韓国人も意外といる。
冷たい顔をされるのは何でだろう?
「完成度の低いテンションが切れる技をする」との理由もあるけど、
それ以上に深刻なのがルールとマナーを守らないからなのだ。
たとえば、背中を押すとき手のひらではなく指先で押すから痛いとか。
東京の男性に足りないところは、
練習中の技は使わないことと、ルールとマナーを守ることかな。
でも、不思議なことに、東京の男性は、その足りないところを直そうとしない。
何で、あれだけ冷たい顔をされても、難しい技をかけ続けるのだろう。
何で、自分の悪いところを女性に確認しないんだろう。
それが原因で、サルサクラブには若い女性は減っていくにも関わらず。。
東京の男性の問題点を見てみよう。
1.未完成の技を使う
練習中の技は使ってはいけない。
それはもちろん相手が危ないからに決まっている。
ほんの少しの乱れも相手はすごく痛んだりする。
何で、練習中の技を使うのか?
それは、クラブレッスンにも問題はある。
クラブは客を増やすために7時から9時までレッスンを設けている。
そのレッスンは技中心になっている。
男性はレッスン代を払ったわけだし、技を覚えようと
フリーダンスの時にもずっと練習をする。
女性もレッスンにならったムーブメントを必死で使おうとするし、
男性のリードが荒いから、先読みでさらに忙しくなる。
テンションのきいた踊りは、どこにも存在しない。
2.自分の技を確認しない
日本人は相手に確認ととるより、なるべく察知して相手を理解しようとする美徳がある。
では、サルサにそれを適用してはいけない。
理解しようとするのではなく、直接女性になってみてほしい。
フォローを経験してみれば、未完成の技がいかに痛くて危険かが分かる。
女性の役はステップさえできれば可能なので、経験してみよう。
それが無理なら、仲のいい女性に自分の技の完成度を確認する。
3.ステップを踏まない
上手い人の共通点がある。安定さと動きの速さ。
なぜだろう。その秘密はステップにあります。
上手い人はステップを休まないし、しっかり踏みます。
ちょっとだけ原理を話すと、しっかりと踏むためには、体重載せが一番大事だし。
体重の載せに欠かせない部分は骨盤の動き。(サルサのベーシック参照)
ステップを踏まない人でサルサが上手くなり人はいない。
4.テンションで相手を動かさない
テニスボールが斜め左から転んで来る。それを右斜め方向に打ち返す。
どうする?手でポーンと打ち返せばできる。
今度は、ボーリングボールが斜め左から転んで来る。それを右斜め方向に打ち返す。
どうする?手でポーンと打ち返す?
引き受けてから押し返すだろう。じゃないと手が折れるから。
女性はボーリングボールの十倍以上重い。
なのに、テニスボールのようにポーンと動かしているのでは??
ボーリングボールと違って、自分の手は折れないからだろう。
痛めるのは自分を手ではなく、相手になるから。。
5.両手を握って使う技が多い
両手が複雑で格好よく思われる時期もあったが、今はそんな考え方は古い。
両手を握った技をずっと続けるのはよくない。
ムーブメントが可能な上手い女性は、両手の技が続く場合に嫌がる。
なんで男性は、両手の技を使うだろう。
プロダンサーの場合は右手と左手の時間差の動きで、もっと格好よく見せるために使ったりする。
でもこれができるレベルはプロダンサーに限る。
普通の場合は両手を握るとテンションが足りたくても、何とか女性をリードできるからだ。
勿論、女性は無理動かされるからいやなのだ。
なるべく片手でできる技なら片手でリードしよう。
その方が、テンションの練習ができるし、女性も楽に踊れる。
6.男性同士は仲良くない
東京の男性は、クラブで何年を見あっているのに、挨拶とかしない人がおおい。
女性には、いちいち笑顔でニコニコ挨拶するのに。
多分、他のところでは仲間入りできない男性がサルサで女性にもてようと、
サルサを始めた人が殆んどじゃないかとまで思われる。
もっと男性同士で仲良くなってほしい。