女性のサルサクラブデビューは、ターンが2回以上できてから : 上達への知識

他のダンスで見られないサルサだけのものでスピード感のあるターンは一番の目玉とも言える。
パフォーマンスで速いターンに魅了されてサルサを始めた人も多いだろう。
でも意外とクラブの常連でターンが上手い人は少ない。回り方も間違っていて、何年経っても直らないことも多い。
男性に回してもらうのではなく自分で回るし、その方法も地面を蹴り続けながら回る。
この方法は体重の中心を体の真ん中に置いていないため、男性が力ずくで回してしまうと、女性が姿勢を崩して危険にさらわれることもある。

ターンが上手くなりいつかは格好よくサルサを踊るようになるつもりがいつの間にか妥協してしまう。

1.間違ったターンが与える影響

ターンをするときに膝を伸ばす人がいる。
社交ダンスをやっていた人にこの傾向が多いが、ターンに入りながら膝を伸ばすこともある。
社交ダンスは姿勢を大きく見せる踊りであるため膝を伸ばす、でも速いターンはしない。
でも、サルサは男性にターンを高速で回してもらうため、膝を伸ばすと膝に負荷がかかり痛めることになる。
膝を伸ばすと姿勢の微調整もできなくなってしまう。それで、ターンしながら中心を失う女性をたまに見かける。

先読みして、自分でターンをすることもよくない。
男性の荒いリードを避けるために、手には力は入れないで先読みして踊る気持ちは分かる。
でも、そんな踊りをするならサルサではなく一人で踊る他のダンスをやった方がいい。
先読み踊りは、楽しくもないし、変則なステップを踏むために姿勢を悪くする。

2.ターンが上手くなるためには

○先読みについて

先読みはしないと言われても、クラブには色んなレベルの人がいるし。。

最初から上手い人と踊ればいい。勿論、そのためには自分もクラブデビューの時点で上手くなっている必要がある。
少なくても最低条件は、右ターンと左ターンを2回以上回れるようになってからデビューした方が望ましい。
でないと、男性が上手くターンを回しても、ターンの速さが怖くてリードを受けないで自分で回ってしまう。
この自分で回る癖が付いてしまうとなかなか直らない。結局は男性もつまらなくなり、上手い男性からの誘いが減っていく。

簡単ではないが、右ターンと左ターンを2回以上回れるようになってからデビューしよう。
速いターンの怖さがなくなり、男性のリードを受けるようになる。
相手がちゃんと回せる人なのかそうではないかの判断も可能となる。
上手い男性に誘われることも増えて、自分の実力は伸び続くだろう。

○膝の曲げについて

ON2が上手い女性ダンサーには、身長が低い人が多い。身長を高く見せるため、膝を余り曲げない傾向がある。
でも、よく観ると伸ばしきることはない。

膝の曲げには、こんな理由もある。
男性に回してもらうために少し回転軸がずれることもある。
この場合に、回転軸の微調整のためにも膝の曲げは必須であろう。

3.ターンが上手くなると得することは

特にON2が上手い女性の共通点は、ターンにキレがある。姿勢もよくて健康的でセクシーさを感じる。
速いターンに潜んでいる秘密は何なのか?
ターンの速度が速いと姿勢が少しだけずれても、ターンは大きく乱れてくる。
ターンが速く回れるということは、姿勢がそれだけよくなったことにつながる。

ターンを上手くなろうという強い気持ちが、普段の生活の姿勢をよくすることも大きな得では。。

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